
煤払い、正月事はじめ。
年の暮れ、大事なアルバムを見つけて久しぶりに開いた。
ああ、そうそう。もう十年以上前。
私にとって大事なハレの日。
この日は黒引き振袖を着ると決めて迷わなかった。
今見ても良い衣装。
そして眩しすぎるくらいに良く晴れていた。
昔から好きなものはずっと変わっていないと時折思う。
この時はまだ、自分で着物を着られなかった。
ただただ、好きだった。
「自分で縫ったゆかたを着てみたい。」
今思うと、その時が弥生屋のスタートだったように思います。
*
夏にお気に入りの洋服を選ぶのと同じように、ゆかたがあれば素敵だと思う。
弥生屋のゆかたは、こだわりを詰めて沢山の人の手をかけて生み出しているから、可愛い値段ではないけれど。
永く着られるお気に入りのコートを冬に選ぶように、夏に着るお気に入りのゆかたの選択肢の一つに、弥生屋のゆかたがあれば嬉しい。
そして弥生屋のゆかたを見て、私もゆかたを着てみたいって、そう思ってくれる人が増えたなら・・・これ程嬉しい事はありません。
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今年一年、弥生屋を気にかけ、関わってくださった全ての方達に心より感謝申し上げます。
沢山の愛を込めて。
令和元年の暮れに
弥生屋
コメントをお書きください
阿部たか子 (木曜日, 02 1月 2020 10:45)
あけましておめでとうございます。
今年は、たくさんお会いできたら嬉しいです。
新年から素敵なお着物が拝見できました。きっと吐息の出るくらい美しいお嫁さんだったことでしょう✨
弥生屋 (金曜日, 03 1月 2020 00:56)
阿部たか子様
あけましておめでとうございます。
雪も少なく穏やかな新年ですね。
コメント、嬉しく拝見しました。ありがとうございます^-^
大事な写真を久しぶりに見て、私の原点を感じました。
着物はずっと色褪せず美しいですね。
そんなゆかたを弥生屋として作っていけたらと思います。
こちらこそ、今年またお目にかかれる事を楽しみにしております。
素敵な一年となるよう頑張って参りましょう~。